古絵図・貴重書ギャラリー

立山全景并に山麓より富山に至る道筋絵図

　富山県の東南部にそびえ立つ立山。富山平野より仰ぎ見るその姿は、雄大で神秘的な美しさを持っている。古来より立山は、神が宿る山として人々に崇められ、山容の特質からも地獄、極楽の信仰と結びつき、富士山、白山とともに日本三霊山の一つとして信仰の対象にもされてきた。立山の歴史の深さと自然の豊かさは、今日も多くの人々に恵みを与え、心の拠り所となっている。
　県立図書館では、所蔵している立山に関する貴重な資料をデジタル化し、『古絵図・貴重書ギャラリー』内に『立山～祈りと暮らし』というテーマ項目を新たに設け、ホームページで容易に閲覧できるように致しました。また、今回当館が所蔵する絵画や絵図の中でも、特に貴重で美しいものには、より鮮明微細な高精細画像を提供しています。調査研究活動などに大いにご活用ください。


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