富山藩士・加賀藩士について調べるには

2026年4月10日更新
質問

富山藩士・加賀藩士について調べるには




回答

 江戸時代の侍(藩士)を調べるための資料には、以下のような資料があります。

 なお、現在は富山県内でも、江戸時代には加賀藩領だった地域の人物については、「2.加賀藩士を調べるには」をご覧ください。

 ※【 】内の記号は当館の請求記号です。

 

1.富山藩士を調べるには

 

(1)『富山藩侍帳(越中資料集成1)』
   高瀬保/編 近世文書を読む会/解読(桂書房 1987)【T280.9/16/】

 原本は、当館や金沢市立玉川図書館「加越能文庫」などに残された12種の富山藩侍帳です。慶長10(1605)年から、明治2(1869)年までの年代の侍帳が1冊にまとめられています。富山半に仕えた侍について、所属組別に、地位役職・扶持俸禄などを記載しています。延べ8,019名について調べることができます。(人名索引あり)

 

(2)『富山藩士由緒書(越中資料集成2)』
   新田二郎/編 読史会/解読(桂書房 1988)【T280.9/17/】

 当館に所蔵する原本『富山旧藩士由緒書』(5巻)を活字化し、1冊に収録したものです。689の家の由緒が掲載され、天保9(1838)年時点で当時在籍した全藩士の名とその先祖代々の略歴を調べることができます。(人名索引あり)

 

2.加賀藩士を調べるには

 

(1)『諸頭系譜』上・下、別冊(索引編)
   金沢市立玉川図書館近世史料館/編刊(2013-2015)【214/361/9】【214/361/10】、【214/361/10-ベツ】

 加賀藩の役職ごとに記録されており、藩政期全体の藩士の異動が確認できます。(人名索引あり)

 

(2)『諸士系譜』1−6
   石川県史調査委員会・石川県立図書館史料編さん室/編 石川県/刊(2008-2014)
   【T280.9/23/1】〜【T280.9/23/6】

 約600の家が収録されています。藩士それぞれの石高・役職・就任年月日・享年が記されています。(人名索引あり)

 

(3)『加賀藩初期の侍帳 復刻版』【T280.9/1/A】
   太田敬太郎/編・校・解説 石川県図書館協会/刊 1970

 天正から寛文までの9種の侍帳を合巻したものです。

 

(4)『加賀藩侍帳 上・下』【214/361/11】【214/361/12】
   金沢市立玉川図書館近世史料館/編刊(2017-2019)

 上巻は寛文から文政期まで、下巻は弘化から明治初年までの侍帳を掲載しています。(人名索引あり)