古絵図・貴重書ギャラリー HOME
古絵図・貴重書ピックアップ
越中神通川船橋図
越中神通川船橋図
越中神通川船橋図
 神通川の船橋は、江戸時代より越中富山を代表する名所として全国に知られていた。寛文元年(1661)以降、富山城下のうち右岸の七軒町と左岸の船頭町の間を、64艘の木船を鎖でつなぎ合わせ、その上に板を乗せて橋として架けていた。七軒町には茶店等がならび名産の鮎、鮭、鱒の鮨を作る人売る人もでき、家数も増え賑わいをみせていた。現在では見ることのできない富山の風景であるが、当時を偲ぶものとして松川べりの常夜灯や幾軒かの鱒ずし屋が名残をとどめている。
バックナンバー


Copyright(C) 2005 富山県立図書館 Allrights reserved.