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本草通串証図
製作者:
木村雅経、山下守胤、山下弌胤、松浦守美/画
年代:
〔嘉永6年〕(1853)
形態:
木版色刷り
数量:
5冊(117丁)
大きさ:
縦26cm
請求記号:
【T499.49−5】
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一
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三
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五
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拡大
本草通串に付して作製された原色図鑑となるもので、序文には「嘉永六年癸丑正月富山藩文学岡田淳之謹序小西有斐書」とある。藩の絵師木村雅経(立嶽)・山下守胤・山下弌胤・松浦守美に精密な彩色画を描かせ、優秀な版画技法を駆使して上質の紙に刷らせたもので、江戸時代屈指の豪華本であろう。117丁(全5冊)には187種の草木が描かれ、奥書がないため未完成と推測できるが、版木が火災で焼失したためだとも伝えられる。全国的にも国立国会図書館など数カ所に残るだけの稀書となっている。
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